デグーと暮らすライフスタイル

デグーと暮らしている飼い主のブログです。デグーの飼育、デグーの魅力など、デグーに関することを載せていきます。

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デグーのオシッコから気持ちを読み取ろう!

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デグーとスキンシップをしていると、手にオシッコをかけられた経験はありませんか?
たしかにデグーはトイレを覚えない動物ですが、何度もかけられると不思議に思いますよね。

どうして、わざわざ手の上や人にかけていくのでしょう。
そして、一体どんな意味があるのでしょう。

今回はそんなデグー「オシッコ」について私なりの見解をお話ししたいと思います。
(執筆者:hanatorapooh)

デグーはトイレを覚えない動物

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デグーはどこでもオシッコをしてしまう動物です。

トイレを覚えないから賢くないのかというと、そうではありません。
デグーのオシッコは、「縄張り」を主張するためのマーキングの意味合いがあります。

また、群れで生活するデグーにとって「オシッコ」は縄張りの主張だけでなく、仲間に自分の情報を教えるための大切な伝達手段でもあります。

しかし、トイレを覚えない動物だと言われますが、よくよく観察してみると、端や隅っこの同じ場所にしている事が多いですね。

これを逆手にとって、レイアウトなどを変えてやると、掃除がしやすくなるかもしれません。

また、自分の寝床にはオシッコをしない子もいるので、どこでもすると言うのは、どうやら個体差があるようです。

お気に入りの場所を何度もマーキング

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ケージのステップやエサ箱など、拭いても拭いてもオシッコをされることありませんか?
実はデグーは、尿に反射した紫外線の強弱を判別できるようです。

つまり、紫外線の強弱でマーキングした尿が「新しいか」「古いか」分かるので、古いと判断するとまた新しくマーキングしてしまうのです。

古いとマーキングするくらいですから、お気に入りの場所がピカピカにされたら、すぐにマーキングされてしまうのは一目瞭然ですね。
お気に入りの場所に自分の匂いが付いていないと不安になってしまうのかも知れません。

そのため、汚れたからといって一生懸命洗っても、また同じ場所にオシッコをされてしまう可能性がとても高いのです。

これも習性ですから、決して怒らず、「また汚してもいいよ」ぐらいの寛大な心が必要かもしれません。

迷わないようにするための道しるべ

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ネズミの世界では、自分の通り道にマーキングをするそうです。
入口や行き止まりの場所など、少しずつマーキングをすることで、帰り道に迷わないと言われています。

デグーはネズミではありませんが、この習性に近い物があるのかもしれません。
部屋んぽの最中に少しずつマーキングしていたら、それは帰り道を忘れないためのものかもしれません。

粗相したと、怒らないでくださいね。
拭き取ってしまったら、帰り道が分からなくなって迷ってしまう、なんてこともあるかもしれませんね。

仲間同士の行為は会話の代わり?

多頭飼いでは良く見られる行動ですが、片足を上げて仲間の体にオシッコを掛けることがあります。
我が家の場合は、ケンカをしている時ではなく、むしろ遊んでいる時やじゃれている時に良く見られます。

例えば、砂遊びの最中です。
我が家では梅酒のビンの中で砂遊びをしますが、一度に2匹が遊ぶので、ぶつかりながら回ります。

その際に良く片方が、もう一方にかけているのを見ます。
もう!あんた、邪魔だからあっちへ行ってよ!そんな感じにも見えます。

遊び終われば、また仲良く2匹で団子になって眠るので、他の動物のように服従させたいと言った威圧的な目的ではなさそうです。

また、砂遊びのように体をキレイにすると自分たちの匂いが取れてしまうので、匂いを付けるためにしている行為とも考えられます。

これは、部屋んぽの途中でも見られる行動です。
自分たちの匂いが薄い部屋での散歩は、お互いの匂いを付けることで、仲間同士がはぐれるのを防ごうとしているのかもしれません。

飼い主の手にかけるオシッコの意味

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デグーのオシッコには、縄張り以外にも「意思を伝える」手段としても使われていると思われる瞬間があります。

それは、飼い主の手にオシッコをかける行為です。
多くの飼い主さんが経験されているのではないでしょうか。

これは一体どんな意味があるのだろうと思ったことはありませんか?
私の経験上、シチュエーションによって意味が異なると考えています。

(1)嬉しくてする「嬉ション」

我が家では、デグーの他にウサギを飼っていますが、雄ウサギは意中の女の子に向かってオシッコをかける「スプレー」という行為があります。

好きで好きでたまらないので、自分のことを知ってほしい、自分のモノにしたい、つまり、求愛行為です。

デグーが入っているケージを開けると、必ず手の上にオシッコをしていく子がいますが、これも一種の求愛行動ではないかと言われています。
(飼い主さんの間で良く言われている「嬉ション」です)

大好きな飼い主さんに自分の匂いを付けることで、飼い主さんを独占しようとしているのではないでしょうか。

言葉を発しないデグーからの愛の告白。
そういう意味のオシッコなら、飼い主としては、手を汚されても大歓迎ですよね。

(2)プイプイ怒ってする「怒ション」

手にオシッコをかけられるのは、「嬉ション」ばかりではないことがあります。
それは嫌がっている時や怒っている時です。

例えば、触られるのが好きではない子に触れようとした時、オシッコをかけて逃げていくことがあります。
これは、上記のような求愛行動ではなく、飼い主の行動を拒否する行為であると考えられます。

「嬉ション」とは全く真逆の意味になる行為です。
このオシッコの意味は、所有物にしたいではなく、上下(優劣)関係を示すものではないでしょうか。

飼い主さんにオシッコをかけて、自分が上位であることを示し、嫌!気安く触らないで!と言っているように思えます。

信頼関係が十分に築けていないうちは、こういう場面に出会うかもしれません。
我が家では、こちらのパターンの方が多い気がします。

オシッコに隠されたメッセージを受け取ろう

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上記の様に「嬉ション」と「怒ション」では、全く違う意味の行為です。

シチュエーションによっても異なりますから、自分がどんな場面でオシッコをかけられているのか、知る必要があります。

自分がかけられたオシッコは、「嬉ション」と「怒ション」どちらなのでしょう。

「嬉ション」なのに粗相したと怒ってみたり、「怒ション」なのに嬉しくて追い回してみたり。
うっかり勘違いしたりしていませんか?

せっかくデグーが意思を伝えているのに、それをちゃんと受け取れずに、何時までたっても信頼関係を築けない...なんてこともあり得ます。

もし、嫌がっているというアピールなら、もう少し距離を置いて、接していく必要があるでしょう。
いつか「イヤ」から「スキ」のオシッコに変わるよう、時間をかけて信頼関係を築くしかありません。

また、手にオシッコをかけるのは、先に挙げたネズミの道しるべだという説もあります。
部屋んぽに出る際に、そこにたまたま飼い主の手があるから、部屋の入口のマーキングとして、オシッコをかけているというものです。

なんとなくわかる気がしますが...
できれば飼い主の手が、道しるべのためのマーキングであって欲しくないと思ってしまいます。

仕草一つで、気持ちが読み取れる飼い主を目指す

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色々な「オシッコ」について話してきましたが、デグーの気持ちが少しでも読み取れたらと、自分なりの見解を述べました。

この他にも、飼い主さんにしか分からないような、たくさんの見解があると思います。
大事なのは、デグーが、どんなことを思って、こんな行為(行動)を起こすのだろうと、知ろうとすることです。

「オシッコ」のように、普段何気なく通り過ぎていたような事でも、こんな風に考えてみると、また変わった角度でデグーを見られます。

言葉を話さないからこそ、仕草や行動の一つ一つが、言葉の代わりだと考えます。
様々な行動を見て、手に取るようにデグーの気持ちが分かったら、どんなに素敵なことでしょう。

そんな飼い主になりたいですね。