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デグーと暮らしている飼い主のブログです。デグーの飼育、デグーの魅力など、デグーに関することを載せていきます。

デグー飼育方法や魅力を発信するブログです。
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デグーの食事とストレスフリーな飼育方法

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デグーの食事

デグーを飼育する上で、もっとも悩むのが「食事」です。更に悩ませるのは、これらの情報収集です。デグーの飼育についてはまだまだ情報が少なく、情報の質が片寄ってしまう傾向があります。

もちろん「これが正しい飼育方法!」いうのはありません。情報収集に苦労する方が多く、10人の飼い主がいたら10通りの飼育方法があります。そのため、飼い主の経験談やデグーの書籍が貴重な情報となります。
(執筆者:hanatorapooh)

 

デグーの健康を作る食事

デグーの飼育

私にはデグーの師と仰ぐ方がいます。それはデグー飼育本「はじめてのデグーの育て方」を書いた著者の茂木宏一さんです。

デグーの魅力を教えてくれたのは茂木宏一さんであり、デグーをお迎えしたのも茂木宏一さんのお店です。そして、その日からずっと彼が配合したフードで飼育しています。デグー飼育の経験が豊富な方が配合したフードは、とてもバラエティに富んでいます。

以下のようなさまざまな栄養素をバランスよく食べさせることが、デグーの偏食を防ぎ、健康な体を作るという、彼の飼育方法です。我が家のデグーたちはこのフードで育ち、5年以上が経過しますが、肥満による糖尿病や白内障を発症した子はおらず、いたって健康です。

配合したフード

  • とうもろこし
  • 麻の実
  • 大麦
  • えん麦
  • マイロ
  • 乾燥野菜
  • ヒマワリの種

デグーの食事

デグーの食事:フードとチモシー

フード

我が家の食事は、夜:フードとチモシー朝:チモシーとなっています。フードやチモシーを与える際は目分量で与えています。日々与えていく中で、各々の子が残さず食べる量を自然に把握したものです。

与えたフードを計ったところ、2匹ケージでは約30gあり、1匹あたり約15gでした。一般的に、体重の約5%くらいの量を与えるのが理想と言われます。我が家は1匹約200g~250g前後の子が多いので、ほぼ理想に近い量と言えます。

チモシー

朝は、チモシーだけを与えます。チモシーはハイペットさんの「パスチャーチモシー」を愛用しています。我が家は基本、水色の「1番刈(固め)」、ピンク色の「3番刈(柔らか目)」、黄色の「アルファルファ(マメ科)」の3種類を日替わりで与えており、チモシーを飽きさせず、偏食させない工夫をしています。

朝の時点で、エサ箱はからっぽになっている子もいれば、残っている子もいます。フードを1回にすることで、1日の大半をチモシーだけで過ごす時間を意図的に作り出しています。次のエサの時間まで10時間近くありますので、チモシーを食べざるを得ない状況になるのです。

デグーとチモシー

我が家の子達は、このスタイルにしてからチモシーを良く食べるようになりました。最近はオーツヘイバミューダ 、2番刈などをお試し小分けセットをネットで取り寄せ、今までのチモシーローテーションにバリエーションを加えました。

アルファルファ(マメ科)はカロリーが高いので、与える際は量に気を付けます。 栄養価も高く、食いつきがいいので、食の細い子、病中、病後、幼体、老体、妊婦のデグーにはオススメです。

デグーのマメ知識「チモシーの食べ方」

チモシーの食いつきが悪い時は、電子レンジで10秒~20秒ほど加熱してみましょう。水分が飛びパリッとする上、香りが良くなるので食いつきが良くなります。ただ、加熱しすぎはこげたり、発火したりするので要注意です。

デグーのおやつ(副食)

デグーのおやつはコミュニケーションの道具として使用したり、ごほうびに与えたりしています。ちなみに、我が家の子達は生野菜が苦手です。野菜をあげる際は乾燥させないと食べてくれないので、天日干しネットは必需品です。その他、我が家の庭で採れるタンポポを天日干しにして与えたり、以下のようなおやつをあげています。


マルカンぱりぱりサラダ
ぱりぱりと歯ごたえの楽しい野菜チップスです。うさぎやリスなどにも好まれます。他の野菜系おやつと比べて、食い付きもワルくありません。


マルカンさくさくベジタ
デグーやうさぎなどの小動物用です。穀類・牧草とにんじん、お米の3種類のスナックをミックスしたおやつです。食いつきがいいので、食欲が無い時にも活躍します。ただし、あげすぎはNGです。


SANKOベジドロップ
パセリ・タンポポ:キャロット:ビーツの3種類があり、保証成分はそれぞれ異なります。デグー・チンチラ等の草食(哺乳)動物用おやつで、適度な硬さがあるので歯の伸びすぎを予防します。消化にやさしいグルテンフリーです。


そのまんま天日干し
デグーやうさぎに好まれる「そのまんま天日干しシリーズ」です。パパイヤの葉、タンポポ、ケールの葉、ブロッコリーなどがあります。好みは別れるところですが、パパイヤの葉が人気なように感じます。


デリスタイル
16種類以上の自然素材をブレンドしたものです。デグーの他にも、うさぎ、リス、ハムスター、モモンガ、モルモットにも好まれます。チモシー食わない子でも、こちらなら食べてくれる子がいるみたいです。


デグーのマメ知識「チモシークッキーの作り方」

袋に残った短いチモシー、もったいないですよね。それらで、チモシークッキーを作ってみてはいかがでしょうか。

チモシークッキーの作り方

  • 1かき集めたチモシーをミキサーにかけ粉末にします。
  • 2粉末にしたものに、お好みのフルーツや野菜、100%ジュース(りんご、パイナップル、青汁など)を少量、ミキサーで混ぜ合わせます。
  • 3混ぜ合わせてた生地を、一口サイズに固めます。
  • 4それを天日干し、またはオーブンで焼き、水分が飛んだら、特製チモシークッキーの完成です。

糖を含む食事の危険性と有効性

デグーは粗食性の生き物です。基本にはペレット、チモシー、新鮮な水、これだけで十分生きることができます。おやつのような物は、一切必要ないという考え方もあるでしょう。

市販で売られている乾燥野菜やドライフルーツは、保存料に「糖」を使用している場合があります。また、ヒマワリの種などの種子類は脂質を多く含むため、カロリーが高く、与えない方がよいと言われます。

これらの物を与えない方がよいのは、デグーが他の動物に比べて「糖」を分解する能力が劣っているためです。そのため、大量に「糖」を摂取すると肥満や糖尿病を発症する恐れがあります。

デグーの食事

しかし、野生のデグーは生きるために、あらゆるものを食します。雑草、木の葉、木の実、苔、根…。これらにも「糖」は含まれています。もちろん、人工の糖と自然の糖の違いはありますが、生きる上で必要な栄養素であると言えます。

そして、これらの物がとても大切だった場面に遭遇したことがあります。それは「デグーの介護中」です。

(1)介護時に必要なおやつの重要性

デグーの介護

我が家のデグー(ココ)が悪性腫瘍から寝たきりになったとき、おやつの存在はまさに救世主でした。ペレットは口にしなくなりましたが、乾燥野菜、ひまわりの種などは、しきりに食べたがりました。

それらは彼女の大好物ですので、本能的に食べる意欲が湧いたのかもしれません。「何も口にしないのは、それこそが毒。とにかく食べたがる物を与えてください」と病院で言われ、迷わず大好きなおやつを食べさせました。

ペレットの流動食を食べさせても「食べたい!」という本能が出なければ、命を縮めることになります。人間でも、具合の悪い時は、桃缶のような甘いものが食べたくなりますよね。

ココにとって、おやつがそんな存在だったのでしょう。少しでも食べること、これが回復につながるのです。ココの介護を通して、あらためて考えさせられました。

何を差し置いても、これだけは絶対に食べる!といった大好物を見つけておくのは必要なことです。コミュニケーションを取るうえでも、おやつは大切な役割を果たします。糖分を含むおやつ=悪ではなく、与え方や使い方の問題だと私は考えます。

(2)使用しているフードの入手不可能を回避する

デグーセレクション

我が家では、ある理由から市販で売られているデグーフードも時々使用しています。それは、普段与えているフードが入手できなくなった時のために、さまざまなフードを与えておくのは必要な事だと考えているからです。

里子に出す機会が多かったため、受け入れ先で困らないように里親さんが入手し易いペレットを選んで与えていました。今では偏食をなくすために、以下のペレットを適度に与えています。

デグーにオススメのペレット

デグーセレクション
栄養バランスに優れたデグー専用メンテナンスフードです。食いつき抜群な子が多く、目の色を変えてカリカリ食べてるのが本当に美味しそうです。デグープラス、デグーフォーミュラなどのペレットとミックスしてあげている方も多いように感じます。


デグー・プラス
高繊維の良質チモシーに不足がちな安定型ビタミンC配合フードです。デグープラスを主食にしている方も多くいます。取り扱っているお店も多く、入手しやすいです。


デグー バランスフード
高繊維・低カロリーのチモシー牧草に保存安定性に優れたビタミンCと野草タンポポ・オオバコを配合したペレット、高栄養のアルファルファ牧草をバランスよくブレンドしています。


メディマルデグーフード
不足する栄養素補給のためのデグー専用補助フード。主原料に英国産のチモシーやアルファを使用するなどイギリス産にこだわった無添加(合成保存料、着色料、香料)のフードです。


デグーフォーミュラー
デグーが必要とする栄養素(ビタミン、ミネラル、脂肪、タンパク質など)を総合的にバランスよく配合しています。肥満防止を考慮した低脂肪配合や、繊維質の不足による体調不良にも考慮した高繊維配合していることも特徴です。


上記の中で一番食いつきがよいのは「メディマルフード」です。一般的には人気があるのですが、一番食いつきが悪いのは、「デグーフォーミュラー」でした。

とくに「メディマルフード」や「デグーフォーミュラー」はネットでも品切れになることが多いです。さらに「バランスフード」や「デグーセレクション」は「糖」が含まれるので、ネット上では与えてはいけないと書かれていることが多いです。

しかし、情報に過敏になってしまい、一つの物にこだわると、それらを入手できなくなった時に困ってしまいます。それこそデグーを危険にさらしているのではないでしょうか。

デグーも飼い主も、ストレスフリーな飼育方法を!

デグーの飼育

普段から、絶えず入手可能なフードやチモシーをメインにして、分量を良く守って与えることこそがデグーの健康を守ることだと考えます。「「バランスフード」や「デグーセレクション」も、与える量を考えれば問題ないと思っています。

デグー(動物)と暮らす上で大切なことは、動物のストレスだけではなく、飼い主のストレスもあってはならないものだと考えます。あれはダメ、これはダメと情報ばかり追い続けるのではなく、まずは飼っているデグーの好みや性格を知りましょう。

そして、一緒に暮らしているデグーに合った飼育方法を見つける事が重要なのではないでしょうか。情報に過敏になり過ぎて、高いフードを買うのに奔走したり、ちょっとしたことで気に病んでみたりと、自分の飼育方法を追いつめていませんか?

ペレットだって、きっちり体重の5%を計って与えなくてもいいじゃないですか。もう少し肩の力を抜いて、デグーライフを送ってみてはいかがでしょうか。きっと、毎日のお世話がもっと楽しくなるはずです。