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デグーの魅力とは?ペットショップで人気急上昇な理由を紹介します!

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デグーの魅力

デグーとはいったいどんな動物なのでしょうか。デグーマウスやテグーと呼ばれることもありますが、正式には「デグー」です。ペットショップではウサギやリスなどの小動物コーナーにいることが多く、そこではじめて出会う人もたくさんいます。

私自身もデグーという存在を知らなかったのですが、ペットショップで一目惚れした一人です。その後すぐにデグーと暮らしはじめ、今までの生活はがらりと変わり、すっかりインドアな生活に変わってしまいました。

今回ははじめてデグーを知る方でもわかるようにデグーの生態について紹介していきます。飼育方法はもちろん、特徴や性格・お迎え方法などを知っていただければと思います。(執筆者:TORU・監修者:伊藤悦子))

 

デグーとはどんな生態?ハムスターよりやや大きめの小動物です

デグーは南米大陸(チリ)に生息している齧歯類です。大きさはシマリス程度で、角度によってウサギやチンチラに見えたりします。ペットショップで見る機会も増えてきましたが、元々は岩場や草地で暮らしていた動物なんです。

野生のデグーは1~2年しか生きられません。これは猛禽類(もうきんるい)や肉食獣(にくしょくじゅう)などの天敵がいるためです。こういった敵から逃げやすくするため、尻尾が切れやすい特徴を持っています。

飼育下でも尻尾が切れやすいので、飼い主のミスで尾切れしてしまった事例がたくさんあります。間違っても踏まないようにしてください。
(参考:デグーの尻尾が切れた!【体験談】

デグーマウスではなくてデグーが正式名称です。

デグーはまだまだ世間に認知されていないため、「デグーマウス」や「テグー」と呼ばれることがあります。ペットショップでは「あ、ネズミがいる!」などと言われますが、「いえいえ!デグーです!」とツッコミたい気持ちでいっぱいになります。

友人には何回説明してもいまだに「テグー」と呼びますが、テグーではトカゲ科の爬虫類になってしまいます。名前は似ていてもまったく違う生き物なんです。

高齢者の方は「ドブネズミ」のほうが見る機会が多かったせいか、「ドブネズミみたい」と言われてしまうことも・・・しかしよく見たら全然違います!また、ネズミと違って非常に人懐っこい子たちです。(個体差はあります)

デグーの鳴き声で喜怒哀楽を判断!

デグーは危険が迫ると鳴き声で仲間に知らせ、巣穴に逃げ込みます。これは飼育下でも聞くことができます。なにかにビックリすると「キキキッ!」と鳴くので、デグーと暮らす場合はなるべく静かな場所にケージを置き、ケージ内外ともに安心できる場所を作ってあげてください。(参考:デグーの鳴き声

自己表現が豊かな動物なので、一緒に暮らしていると鳴き声で伝えたいことがわかるようになります。デグーはイヤなことをされたら「プー!」と拒絶反応を示したり、オヤツがほしいときは「ク~~、プゥ~」と鳴いたりします。

デグーの寿命は5~9年(飼育下)

飼育下のデグーの寿命は約5~9年と言われていますが、11年生きたデグーもいます。
しかし元々は気候が違う環境に住んでいたので、飼育する場合は環境を整えてあげることが必要です。

「遺伝・不意の事故」で短命になってしまうこともありますが、デグーの寿命は飼い主の健康管理に影響されるところも大きいでしょう。健康のためにも体重管理は定期的してあげてください。(参考:デグーの体重、なぜ測るの?デグーの健康のために知っておきたい測定値の解釈

例えば、デグーは糖尿病になりやすい生き物です。オヤツのあげすぎや食べてはいけないものを把握し、飼い主が発症を防いであげましょう。

デグーは人間のオヤツ(ケーキやチョコレートなど)も食べさせてはいけません。部屋の散歩中に拾い食いしてしまう可能性もあります。こういった物が部屋に落ちていないかも必ず確認しましょう。
(参考:デグーの餌・食事。食べさせていいもの・悪いもの

デグーの基本情報まとめ

項目 説明
学名 Octodon degus
英名 Degu
分布域 チリのアンデス地方西部
生息環境 山岳地帯の岩場周りなど
食性 草食性
野生下の寿命 1~2年
飼育下の寿命 5~9年
体重 170~350g (成体)
体長 25~31cm (成体)
妊娠期間 90日
活動時間 飼い主に合わせてくれます
デグーのエサ、食事(野生下) 草、樹皮、種子、果物、サボテン、穀物、トウモロコシの茎など
デグーのエサ、食事(飼育下) 主食:牧草、デグー専用フード、チモシーがメイン
飼育難易度 中(※個人の見解)

デグーの最大の魅力「人に慣れる」こと

ペレットをを食べるデグー

デグーは歌うような声がかわいいので、アンデスの歌うねずみといわれています。見ためが可愛いだけでなく、たくさんの魅力をもつデグー。そのうちの1つが「人に慣れる」ということ。どんなふうに慣れるのか紹介していきます。

デグーはとにかく人懐っこい

最初は臆病な個体も多くいますが、徐々に懐いてくれる子が多いです。飼い主さんが家に帰ると喜んで餌をねだったり、「ピーピー、キュー」など高い声で呼んでくれたりします。(参考:デグーはなつく?

床にしゃがんでいると勢いよく近づいてきて、膝の上に駆け上がって乗ってきたかと思うとそのままくつろいでしまうことも。デグーは撫でてもらうのも大好きです。指で脇を撫でてあげると気持ちがよすぎてだんだん前足が上に上がってきてしまいます。

飼い主さんのあとをちょこちょこと追いかけるので、ケージから出ているときは気をつけてください。デグーの事故で多いのは、うっかり踏んで尻尾が抜けてしまうことです。

注意点

すべてのデグーが懐いてくれるわけではありません。また、中には撫でられるのが嫌いな子もいます。お迎えを考えている方は、その可能性も視野に入れてください。こればっかりはお迎えしてみないとわからない部分でもあります。

しぐさ一つ一つがかわいい

デグーにペレットをあげると両手でつかんで無心で食べてくれます。その姿はたまらなくかわいく、ついたくさんあげてしまいそうになりますが、あげすぎは太ってしまうので注意してください。※糖尿病になりやすい生き物です

寝ている姿に癒される

デグーの寝ている姿にも癒されます。多頭飼いの場合は寄り添って寝たり、環境に慣れてきた子は、上の動画のように仰向けで寝てくれることも。うちの子たちはモフモフなクッションで寝てくれることが多いです。

芸ができるデグーがいる?

デグーはクルミなどのおやつが大好きです。おやつをねだるときに回ることを教えたら、何度か繰り返しているうちにクルクルと回ってくれるデグーもいます。デグーはそのくらい頭の良い子なんです。

デグーは群れで生活しているので社会性が高い動物です。そのため、飼い主さんのことを「群れの仲間」だと思っています。飼い主に慣れる理由はここにあります。放っておかれると寂しがるので、デグーと暮らしたらマメに遊んであげましょう。

慣れるだけじゃない、デグーの魅力とは?

人に慣れるのも大きな魅力ですが、もちろんそれだけではありません。デグーはエキゾチックアニマルに入る動物ですが、他のエキゾチックアニマルに比べて飼いやすいと感じる方もいるのではないでしょうか。

小動物を飼っている方たちに聞いたところ、「ハリネズミと比べると飼育難易度が下がり、ハムスターと比べると飼育難易度が上がる」という声がありました。ただ、どんな動物でも手間いらずわけではありません。

飼育には「手間も時間もかかる」と認識したほうが一緒に暮らしたときのミスマッチを減らすことに繋がるのではないでしょうか。
(参考:飼育は簡単ではない!小動物たちと暮らすときの注意点は?

デグーの食べる量は少なめです

デグーの食事

専用のペレットと牧草を用意しますが、体重も多くて200g程度ということもあり、一度に大量に食べることはありません。大量の餌が必要なのは、多頭飼いしたときになります。

デグーはそれほど匂いがしません

ペットを飼う時に気になるのが匂いです。とくに来客の時などは、ペットの「体臭・排泄物」が気になりますが、デグーはあまり動物臭くなりません。トイレは一定のところでしませんが、草食動物なので糞にはほとんど匂いがありません。体臭もなく、部屋が動物の臭いでいっぱいになることも少ないです。

ただ、牧草を食べるので草の香りがすることはあります。もちろんこまめなお掃除は必要です。ストレスの原因にもなるので、定期的な掃除をオススメします。我が家の掃除方法と掃除頻度については、以下の記事に詳細を載せています。
(参考:デグーのストレス対策!ストレスフリーを目指すための環境作り

デグーを飼う方法は「ペットショップ」や「ホームセンター」が一般的

ペットショップのペットエコにいるデグー

デグーの購入・お迎えする方法は、ペットショップがもっとも一般的です。飼いはじめる方法としては、「ホームセンター・里親募集・ブリーダー・知り合いから譲ってもらう」などもありますが、デグー初心者の方は、ペットショップで購入することをオススメします。詳細については以下の記事で紹介しています。
(参考:デグーの値段の相場

デグーの飼育情報はまだまだ少ないため、ペットショップで飼育方法を教えてもらえたり、デグーグッズを選んでもらえる点は初心者にとって嬉しいポイントです。「適切な食事ができているか」、「雑な扱いをされていないか」などのチェック項目はありますが、こういった条件を満たしているならペットショップで購入するのがオススメです。

注意点

個人でデグーを販売している「ネットショップ」や「ブリーダー」で購入する場合は、第一種動物取扱業に沿っているか確認しましょう。後々のトラブルを避けるためにも、確認しておきたいことです。

第一種動物取扱業を営む者は、事業所・業種ごとに都道府県知事または政令市の長の登録を受けなければなりません。また、動物の管理の方法や飼養施設の規模や構造などの基準を守ることが義務づけられています。

引用:環境省自然環境局:動物愛護管理室

ノーマルデグー(アグーチ)の値段・平均価格は7,990円

ノーマルデグーのことをアグーチと呼びますが、飼育されているデグーカラーでもっとも多いのがアグーチです。以下のアンケートをご覧いただくと、飼育状況がわかると思います。(※もか@cocoa*でぐふぇすさんにご了承いただき、掲載しています)

デグーの飼い主さんやペットショップ店長さんにデグーの購入金額を聞いたところ、ノーマルデグー(アグーチ)の平均価格は7,990円(2,980円~13,000円)ということがわかりました。※ここでいう平均金額とは中央値を示しています

私がデグー(アグーチ)ーをお迎えしたときも7,000円前後でした。ノーマルデグー以外にもブルーやパイド、最近ではイエローを置いてるペットショップも増えています。カラー(種類)によって値段が異なり、価格の幅が一番あるのはイエロー(19,000円~60,000円)となっています。

それぞれの販売価格はデグーの値段ページにまとめています。ホワイトやブルーパイド、デグーのカラー(種類)によって料金が大きくため、詳細を確認したい方は上のページをご覧ください。

デグー飼育時の初期費用と月々の飼育費用はどのくらい?

デグーを飼いはじめるとき「ケージ・回し車・食事・寝床」などのグッズを用意するので初期費用が発生します。私のときは必要な物をペットショップの店員さんに見繕っていただき、45,000円前後かかりました。
(参考:デグーをお迎えする前に知っておきたい!デグー飼育のために用意すべき物

月々の飼育費用(上図)をデグー飼い主さんに質問したところ、67%の方が1001円~4999円という回答になりました。これからお迎えされる方はこの金額を目安にするといいかもしれません。うちの例でいうと、月々にかかる費用は2,900円以上となります。

デグーの飼育をはじめたら電気代は上がります

デグーは気温調整が必須な生き物です。エアコンやヒーターの使用頻度も多くなるので、電気代が増えるということを知っておくべきです。我が家の冬時期は月20,000円以上になります。

デグーの気温対策のため、冬時期は電気代が上がります

上のグラフをご覧ください。気温が下がってくる時期から電気代が高くなるのがわかると思います。10月⇒11月と増え、2月の暖房代がピークとなります。
※飼い主が家で仕事をしている例です

デグーとの暮らしは電気代が増えると思っていいでしょう。節約のため、断熱シートなどで少しでも気温対策することをオススメします。
(参考:デグーの電気代っていくら?気になる暖房代の節約術

デグーの生活スタイル「朝・昼・夜の活動」

デグーは夜行性ではありません

デグーは野生の子と同じで昼行性です。飼育下のデグーは基本的に飼い主に合わせた生活を送り、朝明るくなると起きて朝ご飯を食べはじめます。住んでいる地域の環境にもよりますが、日差しや気温が高くなってくると起きているようです。昼間は仲間と一緒に遊んだりして、疲れたら寝るという自由気ままな生活を送っています。

「チンチラ・フェレット・ハムスター・ハリネズミ」などは夜中に活動しがちですが、デグーは夜眠ってくれる子が多いです。お迎えして最初のうちは夜行性であっても、少しずつ夜は寝るようになってくれます。犬や猫のように朝になって餌をねだりに起こしにくることもありません。※活動をはじめて鳴くことはありますが

注意点

もちろん例外な子もいて、最初のうちは夜中に遊んだり夜鳴きする子もいます。我が家のデグーたちは、お迎えして3~4カ月は夜中に活動していました。

デグーと暮らすということ

デグーに心を奪われてしまった飼い主さんをたくさん見てきました。私自身それまでデグーの存在を知りませんでしたが、ペットショップで一目惚れした一人です。スマートフォンの画像フォルダはとにかくデグーでいっぱい!デグーがいるので飲み会も出ないという飼い主さんもいました。

ただ、正確な飼育情報がまだまだ広まっていないため、これからデグーをお迎えされる方はご自分で調べ、勉強していく必要があります。まずはデグーの飼育本をご覧いただくことからはじめてみてはいかがでしょうか。

デグーの基本的な飼育情報が網羅されているので、一冊でも持っていると安心です。飼育上の注意点はもちろんですが、デグーの魅力についても触れているので、楽しく読むことができます。


デグー完全飼育
基本的な飼育方法やオススメの飼育道具なども載っています。ネットでもデグーの情報は増えてきましたが、手元にデグー本があると心の拠り所になのではないでしょうか。


はじめてのデグーの育て方
デグーってどんな動物?という知識的なところから飼育で「困ったこと・解決策」など、初心者にも優しい一冊です。


デグーは人によく慣れて飼いやすい分、飼い主さんがしっかり愛情を注いでお世話をすることが大切です。そうすることでデグーがもっと魅力的な姿を見せてくれるので、飼い主はますます幸せな気分になれます。

ただ、デグーを飼うことで今までの生活スタイルが変わってしまうかもしれません。実際、私はインドアな生活に変わっていきました。また、デグーとお別れした後はペットロスになる可能性もあります。

ただ、デグーと暮らすことでたくさんの幸せをもらえると運営者は感じています。
(参考:(ペットとの触れ合いで増える「オキシトシンの効果(幸せホルモン)」
今回の記事を通して、デグーは本当に慣れるのか?飼育方法はどうすればいいのか?そういったことはもちろんですが、デグーがよい飼い主さんと繋がっていければと思っています。