デグーの飼育・魅力、小動物の情報を発信するブログです。
menu
search
最新記事

リスやモルモットに癒やされる!井の頭自然文化園お散歩ガイド

この記事をシェアする

井の頭自然文化園のリス

今回はげっ歯類好きな方にオススメな動物園「井の頭自然文化園」を紹介します!井の頭自然文化園は、東京都武蔵野市・三鷹市にある井の頭恩賜公園の近くにある都立の動物園です。動物好きならかなり楽しめると思います。

二ホンリスを見られるリスの小径(こみち)は、自然な姿のリスを間近で見ることができるオススメスポットです。水生物園もあり、淡水生物が好きな方はチェックしてみてください!

 

井の頭自然文化園の基本情報

井の頭自然文化園

井の頭自然文化園ができたのは1942年(昭和17年)なので、なかなか歴史がある動物園です。パンダやライオン、キリンなどの大きな動物は少ないですが、日本の動物を多く飼育しています。ニホンリスの放し飼いやツシマヤマネコなどもたくさんいて、長寿の日本新記録をもつ「ゾウのはな子」も有名です。

はな子(はなこ、1947年 - 2016年5月26日)は、東京都武蔵野市の井の頭自然文化園で飼育されていたメスのアジアゾウである。第二次大戦後に初めて日本にやって来たゾウであり、2013年1月に66歳でアジアゾウの国内最高齢記録を更新し、日本で飼育された中で最も長寿のゾウとなった。

参考:google

開園時間・休園日

開園時間:9時30分~17時
入園・入園券や年間パスポート販売は16時までです。動物園と水生物園は別々のところにあり、歩いて5分程度の距離があります。16時を過ぎてしまうと入れなくなります。動物園と水生物園のどちらかが見られなかった場合、未使用のチケットは日をあらためて使うことができるので、捨てずにとっておきましょう。

休園日:月曜日
月曜日が祝日・振替休日・都民の日に当たった場合は開園しています。その代わり、次の日が休みになります。公式サイトには開園のカレンダーが出ているので、お出かけ前にチェックしてください。一般の入園料は以下の通りです。

大人 400円
中学生 150円
65歳以上 200円

無料になる方・無料の日

「小学生以下・東京都内に在住、在学の中学生」は無料です。また、5月5日はすべての中学生が無料になります。障害のある方も手帳を提示すると、ご本人と付き添いの方1名が無料になります。

その他、みどりの日(5月4日)・開園記念日(5月17日)・都民の日(10月1日)が無料になります。他にも老人週間(9月15日~21日)は、60歳以上の方が無料です。

アクセスは電車が便利

 

JR中央線・総武線・京王井の頭線の吉祥寺駅から徒歩10分です。京王井の頭線の「井の頭公園駅」からぶらぶら公園内を散策してから水生物園に先に入り、あとから動物園に行くのもオススメです。

吉祥寺からはバスでも行けます。小田急バス・京王バスで吉祥寺駅から2つ目の「文化園前」下車です。井の頭自然文化園には駐車場がないので、近隣の民間駐車場を使うことになります。

井の頭自然文化園のオススメスポット

井の頭自然文化園は見どころがたくさんあります!なかでもげっ歯類や小動物好き向けのオススメスポットをご紹介します。いろいろな動物がいるので、歩き疲れたときは中のカフェで休んでください。

モルモットとのふれあい 

モルモット

モルモットのふれあいは、毎日10時から11時30分、13時30分から15時までの1日2回開催されています。公式サイトにはモルモットと仲良くするためのムービーが公開されています。はじめてモルモットを触る人は見ておくと安心です。

モルモット

ふれあいコーナーは、好きなモルモットを選んで抱っこできます。うまくつかめない場合は、係の人が手伝ってくれるので大丈夫です。座って膝の上に乗せ、優しくなでてあげましょう。赤ちゃんモルモットやお見合い中のモルモットは、別の飼育スペースにいて、ガラス越しに見ることができます。

リスの小径

リスの小径

リスの小径は、約70匹のニホンリスが放されている中を散策できる施設です。クルミを食べるリス、追いかけっこするリスたちを間近に見ることができます。しゃがんでいると肩まで登ってくることもあるので、長袖のほうが安全かもしれません。餌やりはできないので気をつけてください。

自然のリス

リスたちは本当に自然な行動をしているので、いくら見ていても飽きません。リスが逃げてしまわないように、入り口・出口ともドアが2重になっており、開けるタイミングもランプがついてわかるようになっています。

希少動物ツシマヤマネコも

 

井の頭自然文化園は「ツシマヤマネコ・フェネック・カピバラ」もいます。ツシマヤマネコは国内希少野生動物で、長崎の対馬にだけ生息しています。国の天然記念物でもあり、大変貴重な生物です。アムールヤマネコも展示されているので、同じヤマネコでもどんな違いがあるのか観察してみてください。

疲れたらカフェ&ギフトショップでお土産選び

はな子カフェ

園内は広いので、井の頭公園も合わせて散策するとけっこう疲れます。「はな子カフェ」「こもれび」の2か所にカフェがあり、飲み物や軽いスナック、お弁当などが売っています。近くにベンチとテーブルがあるので、そこで休憩がてら飲食できます。ぞうさん弁当がとてもかわいいです。

「こもれび」は正面玄関ちかくにあるカフェで、ギフトショップも隣接しています。この動物園限定のカワウソやカピバラのぬいぐるみ、手ぬぐいや文庫本カバーなどが売っています。

鳥の展示が豊富

鳥の展示

井の頭自然文化園は鳥の展示も豊富なので、鳥好きにもオススメです。「和鳥舎」、「ヤマドリ舎」、「野鳥の森」のほか、コノハズクやチョウゲンボウなどの猛禽類もいます。ウグイスやオナガ、キビタキなど郊外には見かける小鳥たちですが、じっくり羽の色など観察できるのは動物園ならではです。

水生物館も見どころたっぷり

 

井の頭自然文化園に行ったら、水生物園もオススメです。400円で購入したチケットに動物園と水生物園の半券がついています。水生物園では、水鳥以外にも日本産の淡水魚や昆虫・両生類、植物が自然に近い形で飼育・展示されています。

日本の淡水生物を知る

水生物館に入ると「ふれあい水槽」があり、ウグイに触ることができます。水の中に静かに手を入れると、ウグイが近寄ってくれます。なかなか淡水魚を触る機会はないので、ぜひ触れてみてください。

淡水生物

展示は川の中を横から眺めるような作りになっているので、ヤマメやオイカワなどが泳ぐ様子を見ることができます。都会では見る機会が少ない「ミヤコタナゴ」「カエル」などの生き物を近くで観察できます。水生物館は年配の方や大人1人で訪れている人が多く、熱心に観察されていました。

水鳥も豊富

水鳥

水鳥はカモ・カリガネ・オシドリ・コウノトリ・サギ・コールダック・白鳥・ガン・ツルがいます。派手さはありませんが、日頃近くで見ることのできないので、意外と楽しめました。コウノトリは、今の日本でほとんど見かけなくなりましたが、江戸時代には普通に飛んでいたようです。

まとめ

動物園はもちろんですが、井の頭公園をそのまま散策するものオススメです。公園はかなり広く、ボートに乗って楽しむことができます。井の頭公園や動物園の近辺には、飲食できる場所もたくさんあるので、1日通して楽しむことができます。ぜひ訪れてみてください。