デグーの飼育・魅力、小動物の情報を発信するブログです。
menu
search
最新記事

デグーの掃除頻度は?ケージを清潔にしておくための掃除方法!

この記事をシェアする

デグーケージの掃除

デグーケージの掃除はどうしていますか?チモシーが散らかったり、尿や糞があちこちにあったりと「意外と掃除が大変・・・」「どのように掃除すればいいの?」と思う方もいるかもしれません。

ちょっと油断していると、だんだん臭いもしてきますよね。そんなこともあるので、デグーが暮らすケージは、いつもキレイにしておきたいものです。今回の記事では、「ケージの掃除方法を教えてください!」「掃除をできるだけ楽にしたい!」そんなお手伝いをできればと思います。

 

デグー部屋の掃除頻度

ケージ掃除の頻度を調べてみたところ、上のような結果になりました。9割以上の方が、一週間以内に掃除をしていることがわかります。SNSやその他のデグーブログを調べても同じような結果になっている印象を受けました。

掃除頻度は、飼い主の飼育環境やライフスタイルによって変わってきますが、清潔にしておくことでダニやカビの発生も予防でき、デグーが健康的に過ごすことにつながります。掃除をするときにケージ内の安全確認も確認できるので、ケガの予防にもなります。

ときには手間と感じてしまうかもしれませんが、毎日の掃除、一週間ごとの掃除など、「掃除の手順」を決めてしまえば習慣化することができます。

あると便利な掃除グッズ

デグーのケージを掃除するための便利グッズ

小さなほうき・ちり取りセット:ケージ周囲の掃除用にあると便利です。100均でも買えるので、かなり重宝しています。

糞を取り除く網杓子:こちらも100均で売っています。砂の種類によっては網の隙間から出にくいものもあるので、注意してください。個人的には「網杓子×バスサンド」が最強の組み合わせだと思っています。

うさピカなど小動物用の洗剤:香りの強いものや、洗浄力が強すぎるものは避けましょう。うちは除菌・消臭ができる「ラパンピード」を使用しています。

いらない布・雑巾:ケージの鉄格子や回し車を洗うのに使用しています。衛生的にも専用のものがあるとよいかもしれません。ある程度使ったら捨ててもよいものにしましょう。

柄のついたブラシ:落ちにくい汚れ落としにご利用ください。使い古しの歯ブラシなら定期的に出てくると思うので、掃除用に使用しています。

マスク:ほこりや牧草の粉が舞います。飼い主がアレルギーの場合もあるので、使用することをオススメします。(参考:アレルギーの原因・対策

病院用などのキャリーケースまたはケージ:掃除中、デグーに滞在してもらいます。デグーのお散歩と一緒にしている方もいますが、心配な方はキャリーケースやケージに入ってもらいましょう。

新聞紙:ケージの底に敷いたり、周囲に敷いたりと何かと便利です。うちは床網を外してケージの底に新聞紙やチラシを敷き、その上に敷き牧草を敷いています。

尿が染み込みやすい場所

デグーは色々なところにオシッコを飛び散らすので、思ってもみないところに染み込んでいます。染み付いてくると臭いも強くなるので早めの対応をオススメします。(参考:デグーの臭い対策

掃除のチェック箇所

  • ケージの鉄格子
  • 齧り木
  • エサ入れ
  • チモシー・牧草
  • 回し車
  • 寝床・巣箱
  • 給水器の設置個所

これらの場所以外にもオシッコが染み込んでいる場合があるので、定期的にチェックしてみてください。放置しておくと衛生的にもよくありません。

ケージ掃除のコツ

掃除は、自分の余裕のある時だと負担が減ります。夜寝る前や朝一番にやってもかまいません。エサや水交換の時でもいいと思います。その時は食べ残しがないか、飲水量が急に増えていないかなどもチェックしておきましょう。

ケージ周囲も糞や牧草、床材などで汚れていることがあります。飼い主自身のためにも掃除しましょう。「小さなほうき・ちり取りセット」を近くに置いておくと、いちいち掃除機をかけなくても、気づいたときにさっと掃除できます。最初から新聞紙を敷いておき、汚れたら新聞紙ごと捨てて交換するというのも手です。

毎日の掃除はどこを掃除する?

エサ皿:食べ残しは捨てて、エサ皿も洗って清潔にします。1日食べなかった食事はすべて捨てて、新しいのを補充しましょう。うちは陶器のエサ皿を使用しているので、毎朝水洗いしています。

給水ボトル:中身もすすいで、飲み口に汚れやカビが生えていないかチェックし、いらなくなった歯ブラシで中の部分を磨くようにしています。カビでお水が出なくなることもあるので、毎日キレイに洗いましょう。1日に2回(朝・夜)ほど水交換しているので、そのときに洗っています。

ステージ:ステージでくつろいだり遊んだりすると、尿で汚れています。糞も取り除き、「うさピカ」や「ラパンピード」などで、さっと拭いておきます。我が家は毎朝交換し、こびりついた尿の汚れは、スポンジやたわしでキレイに落とします。

巣箱の中を確認:糞が溜まっていたり、床材に尿がしみていたりします。巣箱の中の汚れた床材は取り換えてあげましょう。オヤツを隠し入れていることもあるので、古いものは片づけておきます。

砂瓶の砂:砂の中に糞や尿が落ちていることもあります。網杓子などで救うと楽です。砂の中はかなりの頻度で汚れているので、この作業は1日に何回もしています。

2~3日の掃除は、寝床・床材・回し車をチェック

2~3日もすると寝床や床材が糞や尿で汚れますよね。多頭飼いならなおさら汚れるのも早いです。ハンモックフードベッドなどの寝床は洗濯し、床材はすべて捨てて新しいものを入れておきましょう。

回し車などよく遊ぶところも、尿が飛んでいるので頻繁にキレイにしてあげましょう。「うさピカ」や「ラパンピード」をしたあと、キッチンペーパーや布で拭き取ってあげましょう。熱いお湯を絞った布・雑巾でもOKです。

週1~2の大きな掃除は天気のいい時に

デグー部屋の大掃除は天気のいい日を選びましょう。部屋で遊ばせている間に掃除をする場合は、「ドアを開けた時にデグーが脱走した」「デグーを踏んだ」などのトラブルに注意してください。

デグーが心配な方は、通院用のキャリーバッグか別のケージに移したほうがベターです。巣箱やおもちゃを置いておくなどして、掃除の間もリラックスできるようにしてあげてください。

ケージ全体:できればケージも丸洗いして清潔な布で水分を拭き取っておきます。洗ったものは、風通しと日当たりのよい場所に干しておきます。天気の悪い日が続いた時は、熱いお湯につけたタオルを絞って拭き取ってあげるとキレイになりますし、乾くのも早いです。(※ゴム手袋を着用)これで乗り切って、快晴になったら大掃除をしてあげましょう。

砂浴びの入れ物:砂は交換して、砂浴び用の入れ物も水洗いしてキレイにします。砂自体の掃除は毎日頻繁にしていますが、一週間に一度は新しい砂に交換したほうが衛生面でも安心です。

まとめ

毎日の小さな掃除

毎日の小さな掃除は、エサ皿や牧草フィーダー、給水ボトルが中心です。その時にステージや巣箱の中や回し車も軽く拭き掃除をします。


2~3日ごとの掃除

デグーの寝床や尿で汚れた床材を取り換えます。これらの物は、汚れ具合を見て掃除頻度を変えてもよいと思います。回し車にも尿をしてしまうので、キレイにしてあげてください。


1~2週間に1度くらいの大掃除

ケージ内全体をしっかり掃除するようにします。ケージ自体もけっこう汚れているので、湿ったタオルで拭き取ってあげてください。うさ暖など、防寒グッズを設置している場合は安全確認をしておきましょう。

壊れているもの・傷んでいるものはないかも確認

安全確認

上の写真はリラックステージ(M)です。右端が見事に齧られて「くの字」になっていることがわかると思います。この状態なら見ればすぐにわかりますが、掃除の時には壊れているところがないか、傷みはないかも確認しておきましょう。

デグーは巣箱やステージを齧るので、その部分が尖って怪我をしてしまうことがあります。うちの場合は、尖っている箇所をそのつどヤスリで丸くして使い、限界がきたら新しいのを購入しています。

巣箱・回し車・ステップ・ステージ・ハンモックなど、木の素材は壊れやすくなっています。損傷している箇所があれば私のように対応するか、新しい物にしてしまいましょう。

ハンモックやマットなどの布製品は、ほつれがあるとデグーの足が引っかかり、ケガをすることがあります。ちょっとでもほつれていたら取り換えてあげてください。

小まめな掃除は清潔になり、安全確認にもつながります。キレイになるとデグーも飼い主も気持ちいいものです。デグーと飼い主、お互いのためにも掃除習慣を取り入れてみてください。